SKY☆ROUND

ちょっとした言葉を交わす程度だからか、静かな空気が2人を包む。

『着いた着いた』

立ち止まり、見上げたその先には、麗奈の通いなれた学校があった。


『麗奈ちゃん達の学校?』

『そう。もうそろそろ部活が終わる頃なんだよね・・・』


あたしはタケルの手をとり、校門をくぐった。


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