SKY☆ROUND

『せ、先生、ひとまず落ち着きましょうよ。あたしなんて相手にしてたら、腐っちゃいますよ!!』

自分でも何を言っているのかわからないけど、焦りで手が汗ばむ。


こんなことなら、麗奈に相手のことをきちんと聞くべきだった。

なら、少しは動揺が抑えられたはず・・・。



『小川と2人きりになれる時間が欲しかったんだ。お前だって俺のこと好きだろ?』


『・・・』


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