いちごオレ
「…春…春……!!」
わたしはこんなにも弱かったのか。
逃げ出すこともできなくてずっと春の名前を呼んでいた。
春は助けに来てくれる。
そう信じたかった。
「あーもう!!いちいちうるせぇんな!!今からたっぷり遊んでやるから(笑)」
男の人の1人がわたしの両手を手で固定する。
「…ちょっと……何……??離して……!!」
手を振りほどこうと必死にもがいてみるけど相手は男の人。
かなうわけがないんだ。
そのままもう片方の男の人の手がわたしの体に近づいてきた。
「…い、いや……誰か……!!春助けて……!!」
もう無理だ。
誰も来てくれないよ。
わたしは目をつぶった。
その時。