いちごオレ




「……な、なぁ、そらってさ」



かと思えばいきなり妙に真面目な顔をしてくる春。




「ん??」










「…えっと、その、す、好きな奴とか…いたりすんの??」







「え??」





春がこういう話をしてくるのは初めてで正直びっくりした。





「いないよ!!わたし恋とかよく分かんないもん!!わたしにはまだ早いのかな(笑)」





「…そ、そっか」




「春は??いるの??」





聞き返されて答えに困っている春。




春はいるのかな。




「…い、いねーよ。以下そらと同文」




「なぁんだ。つまんないの」



わたしは小皿に綺麗に切り分けられた林檎を1切れ口に放り込んだ。




< 25 / 127 >

この作品をシェア

pagetop