王子様に囲まれて･･･①

ｰｰｰｰｰｰ美鈴sideｰｰｰｰｰｰ





総会が終わったあと、迷わず猛の様子を見に行った






ｰｰｰｰｰﾄﾝﾄﾝｯ






『美鈴だけど････入るよ？』







ｰｰｰｰｰｰｰｶﾞﾁｬ






ZZZ〜ZZZ〜ZZZ〜ZZZ〜







猛は規則正しい寝息をたてて眠っていた







猛｢ｰｰｰｰｰんん〜･･･････｣






取り敢えず大丈夫みたいだな〜(笑)






部屋から出て総長室に向かっていると前からしたっぱが慌ててやってきた









･･････雰囲気からしてただ事じゃないことは見て取れた







したっぱ１｢そっ総長!!!!｣






『･･･････何があった』





そう言うとみんな黙ってしまった











みんな辛そうなのか顔を歪めて下を向いている






剛｢･･･････････幹部の皆さんが｣







幹部の皆が･････?






『そういえば今日総会なのにあいつらいないな』







ハッキングとか猛のこととかでそこまで頭回ってなかったみたい･････････










剛｢幹部の皆さんが総長には絶対に言うなって言われたんですけど、俺････････嫌な予感がして･･･････｣









『嫌な予感???取り敢えず何が会ったんだ？』







この後こんな言葉を聞くなんて思ってもみなかった