最低の恋を、してみました。
ナオに連れられて来た所に建っていたのは、豪邸。



何?



金持ちやったん?



知らんかった。



「チャリ、ここ停めといて」



そう指定された場所には自転車と原付がズラリと並んでいた。



何人家族やねん。



「俺の部屋、あっちやし」



そう言って、共に向かった先は離れ。



離れ?



もう、何なん。



そんな事よりも、俺の部屋という響きにまた緊張した。



あたしは、男の子の部屋に入る事が初めてやったから。



しかも、離れ。



建物の中にはあたしとナオしかいーひん状況。



あー、吐きそう。
< 180 / 259 >

この作品をシェア

pagetop