最低の恋を、してみました。
「じゃぁ、掃除機持ってきて」



ナオは一刻も早く休みたいのか、すぐに掃除機を取りに行ってくれた。



ナオの部屋に1人きり。



してはいけないと思いつつも、部屋中を見回してしまう。



もしかしたら、あたしにとって良くないモノがあるかもしれへん。



彼氏の浮気調査をしてるみたいで気が引けたけど、やっぱり気になる。



ホンマに彼氏の浮気調査やったら、どんなにいいやろ。



「はい」



ナオが掃除機を片手に、勢いよくドアから入ってきた。



結局、部屋には何もなかった。



あたしに調査する資格がない事はわかってるけど。
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