すれ違いの恋 〜茜×良助〜 (付き合う[長編])
そして放課後の図書室。



顔を赤くして、茜が…茜が……言ったんだ。



「あの… わ、私、りょ、りょ、りょ、良助クンのことが…好き……なんだ。」



「私と… 付き合って。」


「うん、いいよ。」



オレはあの時…



うれしくてたまらなかった。



お前の話を先に聞いてみればそれが告白だった。



これは夢ではないのかと疑ったが…


現実だったよ。



まさか、茜から告ってくるとは思ってもみなかったよ。




あの時オレは…



ホントに幸せだな〜と思った。



これからの人生でこれ以上の幸せは望めないなぁとまでも思ったんだ。







初恋が………




叶ったと… 思った。
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