君に逢いたかった理由。

you


「尋はずっとここにいるの?」


紅茶をすすりながらふと聞いていた。


「…どうゆうこと?」


尋の返事に私は少し驚いた。

いつもは余裕の表情で交わすのに

今の尋はなんか動揺してるみたいだった。


「尋には家族がいるでしょ?本当の家はここじゃないでしょ?」

「……」

「…尋?」

「俺の家は、今も昔もずっと変わらない。俺はずっとここにいる」



そう言った尋の言葉は、
私の質問に対しての答えじゃなくて

自分自信に言い聞かせているように聞こえた。


< 13 / 13 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

EIGHT8

総文字数/26,423

その他58ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
小さい頃からなりたかった。 その夢にもう少しで手が届く。 『夢は夢で終わらせちゃ駄目だ』 その言葉を信じて、 つっばしるぜっ!! (グループに入るってゆうお話しですが、軽く妄想です。(笑)主人公のキャラが変わっていきますが、あしからず。会話多め。ギャグ多め。恋愛多分無し予定。ハラハラドキドキ少々。感動少々。) *たまに、津軽弁入ります 完璧、妄想物語。 グループは、 あんまり気にしないでください。 気まぐれ更新です!

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop