ありえなくない恋。
今はお昼休み。
凛子と二人で屋上に居る。
あたし達二人だけだ。
『で、アンタはこのちゃ○の新しく連載されだした奴をみて叫んだ訳ね。』
えぇ…そうでございます…
マドワーゼ…
『だ、だってね?可笑しくない?角曲がったら、はい。イケメン男子とごっつんこ☆だよ!?』
そんなんだったら、あたしゃ何百回、何万回角曲がったるわよ!
『そうね。っと言うか、漫画の世界の話だから。普通ならありえないわね。もし、あるとしたら…“天才ね”それか………』
て、ててて、天才?!そこまで行くのか?
そうか!だから天才は金持ちなのか!
角曲がればお金が落ちてたりしてね。うふっ
『“運”しだいね。』
うん?
『うんち?』
『バカ、違うわよ。運よ運。』
『あああー!運ね、運!なんだ、うんちかと思ったよ。アハハ』
『瑞穂…頭かちわってもいい?』
い!いやいやいや!
ダメでしょう!凛子さん!
さっき貴女あたしの頭殴ったばかりじゃん!
っとあたしはとっさに両手で頭を隠した。
それを見た凛子が笑いながら、
『ふっ、冗談よ、冗談。』