ブルースカイ
私も、今日買ったばかりの服に着替えを済ませて、くしゃくしゃになった、髪を整える。



(モ・・翼、激しいんだから・・)





「私も、あいさつしなきゃ!!」



沢山家に来て、丸一日が経つのに


ココの家の人に会うのは初めてだ。



病院の経営を握る美香さん・・か・・



どんな人なんだろう。





だんだん体が緊張してくるのが分かった・・



階段を降りる足音はなぜか、泥棒みたいに



抜き足、差し足、になっている。。





階段の一番下でリビングを覗き込むと


白衣を着たその人が立っていた。




私の方に背を向けて、夢中で翼としゃべってる。



背筋をピンとのばした姿勢に、まとめた髪が



後姿からでも知的さを物語っていた。




暖炉の前の翼が、私に気付いて、



手招きをする。



振り向く美香さん――



白衣のしたに薄いストライプのシャツとタイトスカートを着込んだ


キャリアウーマン風のきれいな女性




思ったより若そう・・




女優さんっぽい雰囲気するがするその人は、大学病院で入院するおばあちゃんに少し似ている気がした・・


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