一番近くに君が居る
「ねぇ直哉ー、翔君に明日も会えるかなー?」
校門を出てココの家へと向かう途中、ココが隣を歩く直哉に尋ねると、直哉ははいはいと、呆れたような溜息をつきながら答える。
「知らねぇよ。会えるんじゃねぇの?」
「そうかな?そうだよね!直哉の友達だもんねー!会いたいなー仲良くなりたいなー!そういえば、笑華ちゃんとどんな事してたんだろね!」
「…名を上げてたんじゃねぇの?」
「違うよーそれは今笑華ちゃんがやってるんでしょー!」
楽しそうに笑いながら言うココであるが、言葉の意味を理解しているかは不明である。
「でもさ、翔君ってさぁ」
「なぁ、さっきっからその翔君ってなんだよ翔君って」