罪を憎んで…明日の章…
――、

2人はカフェへと入った。

「…」

何故か沈黙が続いた。

「…また今度遊ぼうか?」

「え?」

沈黙を破ったのは、実だった。

「いや、なんかあんまり遊べなかったから不満なのかなぁって…」

「あっ、ごめんなさい。そんな顔してましたか?」

「あ、ゴメンゴメン、そうじゃないんだけど…、元気ないって言うか…ってそれは貧血で倒れてたからか…って、そうじゃなくて…何て言うか…」

実がとても焦って話しているのは明日香にも伝わった。

「フ…」

「え?」

「フフフ・・・ごめんなさい。なんか、実さんが焦ってるのちょっと面白くて…」

「え?え?え?」
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