everlasting love~幾星霜の果て
笹倉さんの真意が分からず、「そういうこと言うなよ」と宥めると、彼女はまたもや爆弾発言をした。
「だってあたし、瑠衣くんのこと本気じゃないし? なんていうんだろうね、“親心”って感じ?」
「おやごころ??」
「そっ。いいかげん1人の女の子に落ち着いてほしいなぁーとか、幸せになってほしいなぁーとか、そういう感じなのよ」
「……そうなのか?」
小首を何度も傾げる俺に、笹倉さんは楽しそうな口調で言葉を続けた。
「これって女の勘なんだけどね。蜂谷さんって、磯辺のこと本当に好きじゃないような気がするんだよね」
「……は?」
「なぁんか、磯辺だけが夢中になってるって感じで。蜂谷さんはどことなく冷めてるような雰囲気が……」