キミだけをずっと②



困っている表情を浮かべる凌は、ベンチに座っている私の隣に座った



「あいつは、噂なんて信じない奴だぞ。どうして…」


「私も分からない」



凌は何もせずに、だた私の隣に座っていた


隣にいる凌と目が合うと、眉間を寄せながら私を見る



「今のお前の顔、どうなってるか知りたいか?」


「何よ!」


「一段とブサイクだぞ」


「悪かったわね〜」



私はハンカチを持っている左手で凌の右肩を叩いた



「痛って!」



ちょっとムカつくけど、凌から見ると私を慰めてくれてるんでしょ?


冗談で笑わせてくれる凌に感謝した…







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