キミだけをずっと②
「ねぇ、二人に何があったの?」
「話しをすれば長くなるけど。あいつ、バスケ馬鹿だからね〜」
やっぱりそうなんだ…
最初に会った時からそうだと思ったわ
まさか元カノが紗貴だったとしたら…
『女よりバスケだー』とか言って別れたのかな…
ってか私は荒川くんを今までどう思ってたのかって話しだよ
「ここで降りるから」
紗貴は窓側にあるボタンを押した
半信半疑の中、バスを降りた
歩いて5分のところで、紗貴が足を止めた
クルッと私に体を向けて腕を伸ばし始めた
「ここが私の家よ!」
上を見上げると、外見からして綺麗なアパートだった
そばには公園があったり、ベンチがあったりと
見るからにいいところだった