キミだけをずっと②
「お待たせ!」
大樹が私のところへ走って帰ってきた
「講堂行こっか!」
講堂に入ると同じ新入生が1000人近い人達がパイプ椅子に座っていた
私と大樹は入口から近いところに座った
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「それではオリエンテーションを始めます」
学園長の話しを聞いたり、生徒の話しを静かに聞いていると
隣に座っていた大樹が私の肩を叩いた
「あそこに、愛美の兄貴いる」
大樹の目線の先をたどると
そこには、大学のロゴTシャツに名札を付けていて
見るからに係の仕事をしている兄の悠真の姿が目に入った
「何でいるんだろう…」
「もしかして兄貴もこの大学だったのか?」
「うん、そうだけど。知らなかったの?」
「初耳だ…」
大樹は驚いた顔をしながら、ふっと笑っていた