幸せ探し
「本当にひどいって思ってた
最低最悪の男だって思った
だけど、最低最悪なのは私だったの」
堪えきれなかった涙が
流れ出す
「凛久は、病気だった
心臓病。
それ知った時はもう危ない状態だった
急いで行ったときには
痩せ細ってて
次意識なくしたら死ぬって言われてた」
「一人で闘ってたことっ私知らなかった
彼女のくせに・・・」
握りしめた拳で
自分の足をたたいた
「でも、そんな私を凛久は
許してくれた
気分がいい日にデートにまで
誘ってくれた
そのとき約束してくれたの
20歳まで生きたら結婚しようって」
「だけど、次の日の朝
凛久・・・死んじゃった」