地味子ちゃんの知られざる秘密
一応、葉琉は慎重にいく


「何を?」


紫音は眉をひそめる


「だから~…そのさぁ、紫音くんがムリヤリ葉奈ちゃんの記憶を思い出させたみたいな~……?」


「葉琉!
違うの、私のワガママなの……!
紫音は何も悪くないの…

私が、記憶を思い出したいって言ったからなの!
だから、紫音を悪く言わないで……」


涙が出た


「あぁ!
は、葉奈ちゃん泣かないで!
いゃ、1番最悪な考えを否定したかっただけだからね!!」


慌てて、葉琉が釈明する
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