45センチのコイ。
気がつくと、教室にはさっきよりたくさんの人がいた。


「優香、ごめん」


後ろから肩を叩かれ振り返ると、手を合わせて申し訳なさそうな顔でごめんポーズをする夢香がいた。


「いいのいいの。
久しぶりに会ったんでしょ?。
気にしないで」

「うん、ゴメンね」

「あっ!、それよりさ、始業式!。
もう行かなきゃ」


もう1回謝った優香に、教室の壁に掛かっている時計を指しながら言う。


周りを見ると、みんな体育館用の靴を持ってぞろぞろと廊下に出ようとしていた。
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