いつかの姫といつかの僕
「ゆうーっ」
姫が僕を呼ぶ
僕は何より姫の声が好きだ。
なんでこんなに優しい声なの?
姫の声は
とても落ち着けるんだ。
「なに?」
僕がそういうと姫は花のわっかを僕の頭にそっとのせた。
そして姫は自分の頭の上に僕のと別なもう一つの花のわっかをのせた。
「みてみて、かんむりだよ。ゆうちゃんは姫の王子様姫はゆうちゃんの王女様」
そう言って
少し顔を赤らめた姫は
いたずらっぽそうに笑った。
僕は思うんだ。
時が止まってほしいと、
けして時計の針を進めないで
この時間が終わってしまうから
けして時計の針を戻さないで
この時間にたどり着けないかもしれないから
姫が僕を呼ぶ
僕は何より姫の声が好きだ。
なんでこんなに優しい声なの?
姫の声は
とても落ち着けるんだ。
「なに?」
僕がそういうと姫は花のわっかを僕の頭にそっとのせた。
そして姫は自分の頭の上に僕のと別なもう一つの花のわっかをのせた。
「みてみて、かんむりだよ。ゆうちゃんは姫の王子様姫はゆうちゃんの王女様」
そう言って
少し顔を赤らめた姫は
いたずらっぽそうに笑った。
僕は思うんだ。
時が止まってほしいと、
けして時計の針を進めないで
この時間が終わってしまうから
けして時計の針を戻さないで
この時間にたどり着けないかもしれないから