私の血を狙わないで。
「おじゃましまーっす」
私が窓を開けると、3人が私の部屋に入ってきた
「ちょ…。勝手に入らないでよ!!」
「いーじゃん。別に。」
私はムスッとした
…けど、少しだけ嬉しい気持ちもあったけど
皆がその場に座ると、私が口を開いた
「何で私の家知ってるの?」
「んー?まぁ、な。」
今気づいた
この人たち、曖昧な返事ばっかするんだ
「…話があってさ」
「何…?」
「さっき、職員室で話したろ?…俺ら吸血鬼だって…。」
「う、うん。」
「お願いだから…誰にも言わないでくれる?」
「え、うん…。でも、何で?」
「そりゃ~、皆に知られたら、大騒ぎになるし…獲物も捕まえれないだろ?」
「…うん。…そ…そのことなんだけど。私が…どうしたの?」
「え?」
「私が…何なの?すっごい気になるんだけど。」