私の血を狙わないで。
狙われてんだよ!!??
3人の吸血鬼にっ!!
ヤバイじゃん!!
「あー…あ、あの。か……帰って!!」
「は?なんだよ、いきなり。」
やだやだ!!
血を飲まれるなんて
私は絶対嫌だもんねーっ!!!!
「だれがお前なんかの血を狙うか。」
ん?
さっき自己紹介もしなかった感じの悪~い男子が、ボソッとつぶやく
なんだか知らないけど、カッときた
「俺はお前なんか狙わない。ってか、気持ち悪いし。」
「はっ!!????何それ!!????」
私は大声で怒鳴り立てた
「え?お前、狙われるの嫌なんじゃなかったっけ?」
「えっ!!!!」
カアアッと顔が赤く染まる
「んなっ!!嫌に決まってんじゃん!!」