私の血を狙わないで。





確か鍵川さんたちが、1-3って言ってたよね…?




1-1...1-2...1-3!!



…見つけたのはいいけど、なかなかドアを開けれない



私はドアの前で、10分間突っ立っていた





はぁ…

やっぱ帰ろうかな


でもー……




「立花さん?」


後ろから、誰かの声が。



その声はどこかで聞いたことのあるような声だった




私が振り返ると、そこには鍵川さんと柴崎さんが。




「あっ…、おはよ。」



「どうかしたの?」



「いや…なんだか、緊張してドアを開けれなくって…。」



二人は少し笑ってから、話し出した




「大丈夫だって!!さっ、入ろっ。」



鍵川さんが、ガラッとドアを開ける



うっ…


やっぱ知らない人ばっかだ…




それに皆、私の方見てるし…


そりゃそうだよね


入学式の時から来てないし…




そんなことを考えてるうちに、ある女子が近づいてきた



えっ…


な、何!!????




「もしかして、立花さん?」



「え…う、うん」



「まぢ!!???大変だったね~っ!!入学式の途中で、急に倒れちゃうなんて!!…もう大丈夫?」




へ?


入学式の途中で…倒れた?



「確かにぃ~っ!!立花さん、みんな心配してたんだよ~?」



次々と女子たちが、駆け寄ってくる



ちょ…ちょっと待って…!!


私、倒れたんじゃないんですけどぉ~っ!!!




…って言うのもなんだし、倒れたってことにしておいた











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