私の血を狙わないで。






「凛香っっっ!!!!!!!」



私はハッとした

もう少しで川を渡るところだった



片倉先輩も動きを止める




私の目の前にいたのは、


シンさん、リクくん


そしてハクさんだった




「み………ん…な…」



「おいっ!!凛香!!お前大丈夫か!??
顔が真っ青だぞ!?」


シンさんの声。

シンさんは私の前に座ると、私をおんぶしてくれた



「おい、片倉。お前、凛香になにしたんだよっ!!!」


リクくんが怒鳴り立てる


その次に



「片倉。お前、ぜってー殺す。」


ハクさんだった



ハクさんも来てくれたんだ


私のために?








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