私の血を狙わないで。
私が呆然としていると、ママがゆっくり口を開く
「………ママもね。魔女なの。
凛香みたいに、何度も吸血鬼に狙われた。」
「………」
「パパは吸血鬼なのよ。」
「えっ!???」
パパが吸血鬼……?
「でもパパは違った。他の吸血鬼から、ママを守ってくれたの」
「………」
あの三人みたい
私を守ってくれた、あの三人ー……
「ママはパパに惚れちゃって、結婚した。
でも、パパに血を吸われたことは、何回もあったわ。」
「どうして…?」
「二日に一度や二度は、血を求める時があるでしょう?その時は、パパはママの血を少しだけ飲んだの。あんまり寿命が縮まらないように。」
「……。」
「パパは凛香を狙ったこともあったわ。」
「えっ!???」
「その時はママが止めたけどね。」