ゴミで何が悪い?
その様子を見ていた
さくらが、


「エーン・エーン

エーン・エーン。」

泣きだした。


何ごとかと思い

なつは、


携帯で

弁護士の里村と話ながら、


さくらのほうを振り向いた。


なつは、


優しく

頭をポン・ポンと

軽く叩き、


にっこりと笑った。

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