プラチナ
「み~く~!何、人のこと売ってんのよ~」
「違うの!!売ったわけじゃなくて…」


未来の体を腕で固定して首を絞めるふりをすると、未来がその中でじたばたと暴れる。


「あ。そういえば…天童君最近見ないね?」


明らかに話を逸らした…
でも…


「そうなんだよね…どこいったんだろ…」

一応仕事は一人でしているが…
今まで彼が仕事をほおってどこかへ行ったことはない。


あれだけめんどくさがりなのに…
絶対に仕事だけはするんだよね…


責任感がすごい。
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