『若恋』榊の恋【完】
学校にはしていけないから、ペンダントにして、か。
「こういうのが可愛いな」
「どういうのですか?」
ショーケースの中を覗き込むと、細くて光るプラチナの内側にブルーダイヤが光ってる。
りおさんの指輪と似てる。
「これをピンクダイヤにしてもらえばいいんじゃない?」
ブルーダイヤをピンクダイヤにしてもらえば、可愛いかも!
ひかるには、ピンクダイヤの方が可愛らしくて似合うはずよ。
りおさんは自分のことのようにはしゃいでいる。
「ピンクダイヤを入れてもらえますか?」
店長に直談判すると意外にもあっさりとすぐ加工してくれると奥へ持って行った。
「榊さんのは?」
「わたしは別に、」
「奏さんはつけてくれてるよ?」
「わたしに指輪は似合わないと、」
「榊さんは格好いいからきっと指輪をしてないと女が寄ってくるよ」