Gleam -ドリームキャスト!-
下を向いたユナを沈痛な面持ちのまま見つめていたが、やがてゆっくり微笑むと

「もっと近くに来いよ」

と、声をかけた。

「え・・・。あ、うんっ」

ユナは一瞬あっけにとられたような表情をした。
慌てて返事をすると、緊張したままでカズアの隣に腰を下ろす。

しばらくはドキドキしたまま何もできなかった。

何か話さないと、そう思っていると、カズアが小石をちゃぽんと川に投げた。
沈んでいく石を眺めるその瞳は哀愁漂うような、月の輝きを受けとても綺麗だった。
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