Gleam -ドリームキャスト!-
バルトは蛸――クラーケンの足を触ってみる。ぬるぬるする。

このつんとする匂いは、先程のエリサのクリムゾンフレアで焦がした匂いか。
暗いのが怖いながら一応ユナも戦ったらしい切れた足も落ちていた。

当面の食糧にもなりそうだったが、どうも重いので、そのまま海に帰してやった。

四人はメインルームに戻り、エリサの淹れてくれたローズティで落ち着く。

バルトはここで休むつもりであったが、また何かあってはと入口階段のすぐ下に寝床を構えた。

しばらく雑談していたが、やがて全員思い思いに自分の部屋へ戻っていった。

とっぷり夜は更けていく。
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