あなたはケイサツカン様☆


「でも!いくら悩んだって..あの時のあいつの顔が頭から離れなくて..」


「それでタイチ君をあたしに?」


「タイチはあたしの幼馴染で。全部事情が分かっていたから話したら協力してくれた」


「どーして!?何であの人なの!?」


那由菜ちゃんの声がどんどん大きくなっていく。


それと同時に瞳からは涙を流し始めて。



「那由菜ちゃん、教えて。龍平さんと何があったの?」


聞くのは怖い。


でも知らなくちゃいけない。


あの人が何者で


どんな過去を持っているのか。



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