あなたはケイサツカン様☆
もっと可愛げのある声で、言葉で言えば良かったんだろうけど。
生憎あたしにはそういう那由菜ちゃんみたいな技は使えない。
龍平さんは少しだけ驚いた顔を見せて
「優芽さんこそ、何..」
言葉が途中で止まってしまったのは多分
「おい」
あたしを追いかけてきたタイチ君のせいだと思う。
「あ、ごめん」
「ったくいきなり走りだすからびっくりした」
「ごめんね」
謝ると
龍平さんがいきなり笑顔になって
「あ、そっか。優芽さん彼氏いたんだ」
そう口にした。