続・郵便ヤギさん

「黒ヤギさーん!!」
扉の前でそう言うと、
「はーいっ」
と言う声がして扉が開きました。
「お手紙です。」
ニッコリと笑って黒ヤギさんに渡すと、
「ありがとうございまーす。」
また寝惚けているのか、
間延びした声で礼を言う黒ヤギさん。
最後に笑顔を振りまいて、
赤ヤギさんは郵便局に戻りました。
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