Reminiscence
「夜明けだよ、ロマバークさん。過去は語って思い出になり、未来は開かれた。だから、もう安心して、眠っていいわ……」
黄金色のマナは結晶に染み込み、そしてすべてが砕けた。
マナは森を覆い、闇に染まったマナをすべて飲み込んだ。
空が明るくなった。
千年以上も前から陽がのぼらなかった魔法の森に、夜明けが訪れたのだった。
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