Reminiscence
フェンは眼帯をつけた。
この森の闇のマナがふっしょくされたことはすぐに誰かが気づくだろう。
たぶん、ここに居続けるのも危ない。
早く、あの鉱山の村に帰らなくては。
でも、ここがどこだかよくわからない。
なにか、位置を特定できるものがあればいいんだけど。
そこでフェンははっと気が付いた。
ランジェは自分とフェンがつながっていると言っていた。
それなら、さっきのマナの波動といい、位置がわかっているかもしれない。
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