Reminiscence
『どうした』
フェンはぱぁっと顔を輝かせた。
どうやらこれで合っていたらしい。
――うん、あのね。今森の中なんだけど、帰り道が分からなくなっちゃって
『なら転移魔法を使うといい』
――でも今はマナなしだよ?
『覚醒しただろう。封印は完全なものではなくなった。封印していても黄金のマナはある程度使える』
――覚醒?
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