『仰せのままに、お嬢様』《完》
「どうしてよ? 
別にいいじゃん」


「でも、見に来ました、
なんて言ったら怒られる
かも……」


「は? バカね、何も正直に
言わなくていいでしょ。

そうだ! 今日“リリカんちに
遊びに”行くことにする!

それなら問題ないでしょ?」


「ん………」


あたしはちょっと考えてみた。


急に友達を連れてくなんて、
あたしはそんなにしない。

でも楓さんはそんなことは
知らないはずだし、何より
香奈枝を連れてけば、帰りは
二人きりにならなくて
いいんだ……。


「わ、わかった。それなら
いいよ」


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