狼様の愛のカタチ理論







何をしたらいいか、右汰のために謝る他に何をしたらいいか分からない



何を考えて、理解して、行動にしたらいいの…?






「…よっ」


分からない―…





「…分からないよっ」













脚を包みこむよいに抱え顔を伏せると…








「…夜泣きでもしてるのか?沙優」



「…ぇ」


耳をかすめた声に振り向くと、赤い髪の毛を風になびかせて佇む扇李がいた



「…扇李」


「久しぶりに姿をみたと思ったら、夜になぜそのような所にいる」


「…………」


いつもと変わらぬ瞳で私をみつめるけど、今の私はなんだか少し可笑しくて…




「ちょっと、ね」


そう言い、扇李から視線をはずして再び池を見つめると背中越しに扇李のため息が聞こえて



ドサッと私の隣りに腰をおろす扇李


肩と肩が触れ合うくらい近くに座られて、私は思わず彼をみる



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