狼様の愛のカタチ理論

元花嫁








―――――……






「…あの…これって、どうゆう意味ですか?」



2日後、私はサイさんに呼ばれて本が沢山ならぶ部屋でテーブルに向き合っていた


思い返すと朝、いつも通り、右汰や左汰と朝ごはんを食べていた時にサイさんは来た


どうやら、今日は右汰や左汰じゃなく、サイさんが私のお付きになると言い出し、私はサイさんと共に、本が沢山並ぶ部屋で過ごしていた




「それはですね…」


最初、私は天界についての勉強を頑張っている


意味の分からない天界の文字を練習したり、仕組みとか、色々な一族のこととか…様々に。



理由は…扇李の花嫁として頑張りたい、そんな思いから


扇李は私を守りたい、名前を呼べばいつでもって約束してくれた


だから、扇李だけにさせるのはって思った私は


花嫁として、勉強にしろ立ち振舞いとかを頑張るって決めた。


右汰や左汰は不振な顔をしていたけど、なんたかんだいいながら必死に手伝ってくれるから助かってる




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