狼様の愛のカタチ理論




薬草と言っても臭かったり、緑の匂いはしなくてほとんど無臭の薬草だ


だから、私も気に入ってる

なんて、それだけが理由じゃなくて…扇李が毎回塗ってくれるのもあるからだけど…



「そうか、なら雨が降る前に取りに行くかな…しばらく雨が続いたら外でれねぇしな」


ガタンと音をたてながら右汰は立ち上がる


「左汰、じゃあ俺は行ってくるから沙優を頼んだ」

「分かった」

「ごめんね、ありがとう」

「気にするな」


右汰はそう言うなり、椅子に掛けてある上着を被りすぐに部屋から出て行ってしまった―…










「さて、では右汰が来るまで何を致しますか?外には出れないですし、本日は勉強もお休みですから」


「んー…」


そうだな…雨が降らなかったら、庭に行きたかったけど


それもダメなら…どうしよう



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