狼様の愛のカタチ理論
時間でいうと今は9時くらいだろうか…
こんなに爽やかと言うか…ホワッとした朝は初めてで、ただ髪の毛を拭きながら扇李の事を思いだしてしまい
ニヤリ、と口元が揺るんでは元に戻し慌てて髪の毛をふくけど
それでも、笑いは止まらない…
朝になって、扇李がいない部屋で初めて感じる幸福感に私の回りには花がさいたようだ
夜の事を思えば、扇李に好きだなんて言われるなんて予想外だったし、言われて嬉しかった
例え、普段の態度はいつもみたいに冷たいとしても、それは扇李の愛情だと考えれば…
冷たくされても、睨まれても
前のような辛いなんて思わないもん
なんて事を頭いっぱいに考えていると、突然
コン、コン、コンとドアを叩くおとがする
「…?」
あれ、右汰と左汰かな?
それにしては早いような気がするけど…
特に何も思わなく、"はい"と返事をすればドアが開き
ヒョコとドアから顔を出す
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