狼様の愛のカタチ理論






「そうだ、そんな話しは置いといてさ…肝心の扇李はどこに行ったわけ?」


「え?」

キョロキョロしながら部屋を見渡す


「なんか、会議…じゃなくて…集会に行くって言ってましたよ?」

「集会?」

「はい、だから夜遅くまで帰らないとか…」


「あぁ…そう。扇李も忙しいからな」


私から手を離して、背伸びをしながらドアに手をかける


「あれ…もう行っちゃうんですか?」

「?」

「せっかくですし…お茶とか」


呉羽さんとこんな風に話せるなんて有り得なかったし

少しだけ仲良くなれたなら話したい


「なに、さっそく浮気するの?」

「へ?ち、ぢかっ」

「冗談だよ、それに俺も今日は集会があるから行かなくちゃいけないんだ」

「…そうですか」


呉羽さんも忙しいんだ…



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