狼様の愛のカタチ理論




「ほらな!俺が言うのは間違いなかった!長い付き合いだと…あいつの事はよく分かる。なに考えてるか分からないようだけど、深く考えると単純さ」


「そうゆうものですか?」



私にはわからないけど…

「そーゆうもの!まぁ、男心と秋の空?」

「それ、女心じゃないんですか?」

「そうだけど、男心もそんなものって意味だ」


そんなもの…なの?

私には一生わからないかもしれない…


なんだか意味が分からない説明に半分納得すると、呉羽さんは肩に回した手で私の髪を弄る


「そうだ、上手くいったなら君が俺の花嫁って話しは無効で。それとなく扇李に言っておいてよ」


「あ…はい。なんだか心配かけたのにすみません…」


「いいよ。なんだかんだ君に意地悪したけど、扇李に幸せになってもらいたいのは事実だからさ」


髪を弄りながら呉羽さんは笑い、それに釣られるように私も軽く笑うと突然"あ!"と何かを思いだしたように声をあげる



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