雪花狂乱〜不良少女は秘密をもつ〜




そして、今夜もホテルにお泊り。




「…はぁっ!」



容赦無くあたしの弱いところを責めてくる。



「なぎ、さんっ……」

「さちこっ…」



軋むベッド。



シーツはすでにしわくちゃで、事情を伺える。



「…んっうっ……」



深いキス。



そして、深く繋がったカラダ。



離れたくない。


離したくない。



そんな想いを込めて、あたしは凪さんを抱きしめる。



「…幸子…?」

「もっと…」




もっと、あたしを乱して。



凪さんしか考えられないくらい、全てを凪さんに染めて欲しい。




凪さんっ……。



あたしは、凪さんが大好きなんです。




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