Black Queen【1】
「まぁまぁ、せっかく雅の誕生日なんですし虐めるのはそこまでにして、はい雅誕生日プレゼント」
そう言って蒼が雅に誕生日プレゼントをあげる。
「そ、蒼~」
雅が勢いよく蒼を抱き締めた。
「はいはい、離してください」
意外にも冷たい言葉を吐いて雅から離れた。
すると、蒼の目線が奏の方に向いた。
「ちっ…」
奏はそれに気づいて舌打ちをする。
「おらよ」
奏は紙袋を雅にズイッと差し出した。