キミノカケラ
カケラ1.始まり。

風見高校










時は過ぎ――。












「つ、疲れた……」


たかが高校に行くのに電車乗り換えしすぎだよ。


まぁ、その高校を選んだのは私だけどさ。





……それにしても。


「……人多いなぁ」


私は、高校生になった。


入学式めんどくさ。


サボっちゃおっかな。


クラス一覧表の前で、


「お前何組?」


とか、


「同じクラスだね!」


とか話している。



< 9 / 204 >

この作品をシェア

pagetop