幼馴染み~どうして気付かないの~

☆毎日☆




ジリジリッジリジリッ!
時刻は6時30分

目覚まし時計の音で目を覚ました流音。
半分しかあいていない瞼を擦りながら、一階にあるせんめんじょに行く。
大好きな香りのハチミツレモンの洗顔で顔を洗う。
化粧水をして、歯を磨き、部屋に戻る。
制服に着替えて、髪をセットする。
支度を終わらせて、リビングに行くと、お母さんが朝ごはんを机に並べていた。
「おはよう、流音。朝ごはんできてるから食べなさい。ジュースは何がいい?」
「おはよう、お母さん。今日の朝ごはんも美味しそうだね。ジュースは…オレンジジュースかな」
「りょーかい!……はいっ!オレンジジュースよ。」
「ありがとう」
それから朝ごはんを食べながらお母さんに今日の事を話したり、ニュースをつけて天気予報を見たりしていた。
そのうち、朝ごはんも食べ終わり、カバンを持ち、お母さんに
「行ってきま~す」
「行ってらっしゃ~い!」
玄関を出ると、悠斗が立っていた。
「おはよう、悠斗!」
「あぁ、おはよう流音」
「また待っててくれたの??いつもありがとう」
「別に。早く行くぞ。学校に遅れるだろ。」
「うん、行こっか!」
それから他愛もない話をしながら学校に行った。
校門をくぐって生徒玄関に行っていると、後ろから誰かに抱きつかれた。
「おっはよー!!流音に悠斗ー!流音はいつもの抱きつくといい匂いがするなぁ!」
と言って、髪をくしゃくしゃされた。
「なにするのよー!せっかく綺麗にセットしたのにぃ!それに!毎朝毎朝抱きつかないでよねっ!バカ樹(イツキ)!!」
「そんなに怒るなよなぁ!これもコミュニケーションの一つなんだよっ!」
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