あいつの青春


フラッ―…


「えっ…ちょっ―…
翔汰?!」



俺が引っ張った瞬間、
翔汰は前へ倒れ込んだ。



「きゃっ―…
山原君?!」


「翔汰?!だから言ったのに―…!!」




翔汰は顔をほてらせて苦しそうにしていた。


「おーい、

お前らちゃんと飯食ってんかぁー?」



その時、やずが教室に
入ってきた。


「やずっ!!!!

翔汰がっ…」



「なっ―…

翔汰ぁ?!ヒロ、何があったんだよ―…」




やずが翔汰に駆け寄り
声をかけている。



「翔汰!大丈夫か?!」


「……おおげさなんだよヒロもやずも…。」


「憎まれ口叩けんなら
まだ大丈夫だな…」




やずはひとまず安心した表情を見せた。


「いや、やず!
翔汰ん家に連絡!」


「そーだな、迎えに来てもらおうか。」












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