あいつの青春


「……いま、家で動ける奴なんて洸ぐらいしか
いねーけど…」


翔汰は椅子に座らせると小声で呟いた。




「なら、洸さんに車で
迎えに来てもらおーぜ!
やず!翔汰ん家に早く電話するっ」


「わかった。
つーか立場逆じゃね?」

「気にしたら負けの
ターンだよっっ!」



俺はとりあえず翔汰を
かかえて(お姫様だっこ)保健室に連れて行くことにした。


ヒョイっ




「なっ!
おろせ馬鹿////」


「自分で歩けねー奴が
グズグズ言わない!」


「―――……!

お前…帰ったら覚えとけよ…////」



翔汰はそれだけ言うと
大人しくなった。




「クス―…

帰った頃には翔汰もう
寝てるよ…」











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